TOP > わら床畳ができるまで
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使用するわらは契約農家(総社市、高梁市等)から
調達している岡山県産です。
わらは高く積み上げて一年保管し、その後使用します。
一年保管することにより、虫の出にくいわら床になります。 -
わらこもと呼ばれるわらを編み込んだものの上に、
縦方向にわらを均一に並べていきます。
電動カッターで細かく3~4センチ切られたわらを、
下配の高い部分、低い部分に手で入れていきます。
その後、自動ムラ取り機により細かく切ったわらを入れます。
ひと手間かけることにより、段差がなくなります。 -
切りわらの上に横方向にわら交互に並べていきます。
その後、縦方向にわらを並べていきます。
もう一度横方向にわらを交互に並べていきます。 -
最後に化粧配と言って縦方向にわらを交互に並べていきます。
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約50センチに積み重ねたわらを、
製畳機で5センチの厚さに圧縮しながら縫います。
弊社では、防虫紙を入れながら縫います。
縫いながら、寸法通りに切ります。 -
弊社は一級床に該当する、六分縫い(目が細かい)、
35kg前後(わら量を多く圧縮)で製造しており、弾力があり
丈夫でもあります。 -
築100年の御宅の和室です。わら床は復元力があるため、
25年経っている状態でも気持ちよく使用していただいております。
※随時、畳表替、隙間・段差等の修復が必要